オランダの半導体装置大手ASML。(Emmanuel Dunand/AFP)
オランダ政府「安全上のリスク」を理由に規制を拡大

オランダ 米国に追随して半導体装置の輸出規制を強化

オランダ政府は、4月1日から先端半導体装置の輸出規制を拡大すると発表した。政府の発表では、アメリカの輸出規制には詳しく触れていないが、これらの規定は昨年12月にアメリカが発表した措置と一致する。

1月15日、オランダ政府はASMLなどの企業に対し、特定の半導体製造装置を輸出する際に、追加の輸出許可を申請するよう求めた。

新しい規制は世界有数の半導体製造装置メーカー、ASMLが生産する特定の計測・検査装置に適用され、4月1日から施行される。これらの装置は、チップ内の微小な欠陥を監視し、エッチングの測定システムを改善するためのものと考えられている。

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