2025年1月21日、新任の米国務長官マルコ・ルビオが宣誓式で演説している様子である。(Alex Wong/Getty Images)

ルビオ米国務長官就任 初の外遊でパナマ訪問に注目集まる

マルコ・ルビオ米国務長官は、アメリカ・ファースト政策の一環として、パナマをはじめとする中米・カリブ地域4か国の訪問を予定している。この訪問は彼の就任後初めての公式外交行動であり、地域の安全保障と経済的繁栄を目指す重要なステップである。特に、パナマ運河の管理問題が注目される中、ルビオ国務長官の動向は国際的な関心事となっている。

国務省のタミー・ブルース報道官は1月23日、ルビオ氏のパナマ訪問が中米・カリブ海地域における広範な日程の始まりになると述べた。ルビオ氏はパナマの他に、グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ドミニカ共和国も訪問する予定である。

この動きは、トランプ大統領が移民問題を外交政策の中心に据え、アメリカがパナマ運河の管理権を取り戻そうとしている時期と重なる。

▶ 続きを読む
関連記事
かつて反対していたトランプ大統領が、エプスタイン関連ファイル公開を突如支持。共和党議員に賛成呼びかけ、「隠し事はなく、これは民主党のデマだ」とし騒動の早期終結を求めた
2020年の選挙を巡る「アークティック・フロスト」捜査は、トランプ氏や共和党議員含む数百人を秘密召喚状で標的とした。専門家は「無差別な証拠探し」として憲法違反の権力乱用だと指摘している。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。
米議会の超党派委員会は、中国共産党がレアアースなど重要鉱物市場を数十年にわたり操作し、サプライチェーンの支配を進めてきたとする報告書を公表した。補助金や低価格戦略を用いて競合を排除し、鉱物資源を地政学的な武器として利用していると警告した。
トランプ大統領は12日、政府資金法案に署名し、43日間の史上最長の政府閉鎖を終了。連邦職員の遡及給与と職場復帰、SNAP資金確保が実現。航空混乱も正常化へ。