イーロン・マスク氏とトランプ大統領。(FREDERIC J. BROWN/AFP via Getty Images、Joe Raedle/Getty Images)

トランプ・マスク連合 米政治に衝撃を与え 政府に激痛メスを

アメリカ政治の風向きが変わりつつある。トランプ氏とマスク氏の連合により政府改革が新たな段階に入り、その衝撃がワシントン全体に広がった。この記事では、この新しい政治的ダイナミクスの形成過程と、国内外政策への影響を詳細に分析しよう。

最近、ワシントンの政治の風向きが変わったようだ。以前はすべての攻撃がトランプ氏を対象にし、「民主主義の危機」「国家安全保障への脅威」と叫ばれていたが、現在は焦点がマスク氏に移っている。この変化の理由は何か?

トランプ氏は変わらず、スタイルや政策もそのままで、支持率は上昇している。それにもかかわらず、なぜ政治家やメディアはトランプ氏を非難しなくなり、代わりにマスク氏を攻撃し始めたのか? トランプ氏が改善されたと感じるのか、それともトランプ氏のペースについていけず、単に標的を変えただけなのか?

▶ 続きを読む
関連記事
米中首脳の公式晩餐会には米国の著名経営者が出席した一方、公表名簿に中国企業の経営者は見当たらなかった。筆者は米中対立や党の統制、経営者を取り巻くリスクから、その背景を読み解く
米中首脳会談後、双方が公表した文書には関税やAIを巡る説明に違いが残った。米側だけが記した事項もあり、台湾問題については双方とも言及していない
トランプ大統領が習近平を空港で出迎えた異例の対応。厚遇の一方、米軍基地では軍用機も並んだ。交渉の場づくりから国力の誇示、過去の歓迎への返礼まで、その狙いを五つの側面から読み解く
米宇宙軍とSpaceXが軌道データの共有で合意。スターリンク衛星の観測データと軍の高精度な情報を組み合わせ、宇宙ごみや衛星の動きをより詳しく把握する。将来的な軍事利用も視野に入る
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する