FBI長官候補のカッシュ・パテル氏が2025年1月30日、キャピトル・ヒルの上院司法委員会で証言/(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

FBI長官にパテル氏承認 「正義を貫く」と約束

米上院は20日、カッシュ・パテル氏を連邦捜査局(FBI)長官に指名する人事を賛成51票、反対49票で承認した。パテル氏は、トランプ陣営を対象とした「クロスファイア・ハリケーン」捜査におけるFBIおよび司法省の不正行為を追及したことで広く知られている。採決では、共和党のリサ・マーカウスキー議員とスーザン・コリンズ議員が民主党側に加わり、反対票を投じた。

パテル氏は、FBI長官としての初の発信となるXへの投稿で、「FBIを率いることは名誉であり、変革が始まる」と述べた。

「米国民には、透明性があり、公正で、正義を守るFBIが求められている。我が国の司法制度の政治化は国民の信頼を損なってきたが、それは今日をもって終わる」と記し、「私の使命は明確である。正義を貫く捜査官が本来の職務を果たせる環境を整え、FBIへの信頼を回復することだ」と強調した。

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