中国軍 オーストラリア近海で演習 航空便が航路変更
オーストラリアとニュージーランド間の航空路が、中国共産党(中共)海軍の実弾演習の影響を受けて混乱している。
中共軍の艦艇3隻は、過去1週間にわたりオーストラリア近海を航行し、2月19日にはシドニーから約277kmの地点に接近した。この小規模な艦隊には、強力な武装を備えたレンハイ級巡洋艦「遵義」、ジャンカイ級フリゲート「衡陽」、フチ級補給艦「威山湖」が含まれている。
中党軍艦の実弾演習の影響で、カンタス航空やエミレーツ航空などが航路を変更した。
関連記事
オーストラリア安全情報局(ASIO)のマイク・バーゲス局長はこのほど、外国勢力によるスパイ活動や越境弾圧について警告を発した。
豪アルバニージー首相は30日、年内に施行される子どものSNS利用を禁止する法律を巡り、YouTubeを禁止対象に含めると決定した。
日米豪印4カ国の海上保安機関が、相互乗船による初の「シップオブザーバー・ミッション」を実施。「自由で開かれたインド太平洋」に向け連携強化。
7月14日、オーストラリア陸軍は、米国から購入した「ハイマース」(HIMARS)ロケット砲の実弾発射を初めて実施した
海上自衛隊など日米豪3カ国海軍がロジスティクス協力強化の文書に署名。補給や修理体制が拡充され、地域安定への連携が一層進む。