トランプ大統領が国防政策担当次官に指名したエルブリッジ・コルビー氏は、2025年3月4日、ワシントンのキャピトル・ヒルで行われた上院軍事委員会の承認公聴会で証言(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

米国防次官候補の承認公聴会 米国の安全保障戦略はどう変わるのか?

トランプ大統領が国防政策担当の国防次官に指名したエルブリッジ・コルビー氏は、3月4日に行われた上院承認公聴会で、米国の対外紛争への関与や各地域における戦略について厳しい質疑を受けた。

コルビー氏は過去20年間、政府内外で外交政策や国家安全保障の分野に携わり、米国の安全保障戦略の優先順位をより明確にすべきだと主張してきた。特に、欧州や中東よりも、共産主義国家である中国との戦略的競争に備えるべきだと主張している。

上院軍事委員会の公聴会で、コルビー氏は「米国はもはや軍事的に圧倒的な勢力ではなく、冷戦終結後のソ連崩壊時のような一極支配の中心にもない」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は3月20日、米海軍に対し、イランでの戦闘においてロシア製や中国製の装備は「全く役に立たなかった」と述べた。専門家は、中共の兵器の信頼性に大きな打撃となる可能性があると指摘している
トランプ政権が引き起こす2026年の世界激変を、歴史学者V・D・ハンソンが鋭く分析。イランや中南米での独裁打破と、ロシア・中国への新戦略が、米国を大戦後最大の黄金時代へと導く可能性を説く衝撃の論考
ホルムズ海峡の封鎖を受け、米元特使ケロッグ氏がカーグ島奪取など地上部隊投入による制圧を提言。米第82空挺師団の中東派遣計画や、多国間での掃海・護衛作戦、トランプ大統領による戦果報告の現状を詳報
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる
米・イスラエルによる対イラン作戦が4週目に突入。トランプ政権は大規模な地上戦を否定しつつも、海軍陸戦隊を増派しホルムズ海峡の制海権奪還を狙う