卵で五臓を整える! 中医師が教える健康法
卵は、私たちの生活の中で最も身近な食品のひとつです。中医学の食養生の知恵によれば、鶏卵をさまざまな食材と組み合わせることで、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を調和させ、健康を保ち、病気を予防する効果が期待できます。
台湾の宜陞中医診療所の院長・呉宏干(ご こうかん)医師は、『卵療:中医秘伝 五大内臓に効く卵の食養生法』という書籍を出版しています。呉医師によると、この本を出すきっかけになったのは、薬を服用しても改善が見られない貧血の患者がいたこと、とくに食事の組み合わせが適切でない菜食主義者に多く見られたことだそうです。卵を食べる卵乳採食の人に、卵を使った食養生を積極的に取り入れるよう勧めたところ、貧血の症状が比較的早く改善されたといいます。
呉医師自身も卵が好きで、毎朝ゆで卵を2〜3個食べているそうです。「卵を食べると気分が良くなります。卵が体にたくさんの良い効果をもたらしてくれると思うと、心も明るくなるんです」と語っています。
関連記事
食事抜き、睡眠不足、トイレの我慢。忙しい人が見逃しがちな過労のサインと、体を守るセルフケアを紹介します
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です
「病は口より入る」という言葉から、食と身体の向き合い方、そして他者への敬意や生き方の知恵を紐解くエッセイ。脾胃(ひい)をいたわる食のあり方を通じて、欲望と節制のバランスや真の豊かさを見つめ直します
疲れやすさ、髪や肌の変化、回復力の低下。中医学の「精」という視点から、健康長寿を支える体の備蓄を守る方法を考えます。