欧露ウクライナそれぞれの思惑 米国がロシア・ウクライナ停戦を強く促す
3年にわたる戦争を経て、ロシアとウクライナは一時的な部分停戦協定に合意した。平和の実現にはまだ遠いが、この協定で第一歩を踏み出したことは確かである。しかし、トランプ政権が推進したこの第一歩が最終的な成果を生むか、また協定がどの程度実行されるかは依然として不透明である。一方、最近の情勢はやや緩和しているものの、戦闘は続いている。この3年以上続く戦争は、どのような結末を迎えるのか。
著名な軍事チャンネルの司会者である周子定氏は、新唐人テレビの番組「菁英論壇」で次のように述べた。「先週、30日間のエネルギー施設に関する停戦協定が初めて意向としてまとまった。要するに、二つの側面がある。一つは30日間エネルギー施設への攻撃を停止すること。もう一つは黒海での停戦、つまりお互いに攻撃しないということである」
協定成立当日にロシアがウクライナ東部ドンバス地域のエネルギー施設をミサイルで攻撃したとの報道があった。その夜、ウクライナも100機以上の無人機を投入し、ロシアの製油所を攻撃した。このように、過去1週間、両国間では毎日のように攻撃が続いている。正確に言えば、双方とも停戦協定を守っていない状況である。
関連記事
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる
米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説
台北市長選で、民進党の沈伯洋氏への支持が若者や無党派層に広がっている。「洋流」と呼ばれる動きを、市政への不満、政策と対話を重視する姿勢、中国共産党による選挙介入疑惑から読み解く