スマートフォンの画面に表示されるTemuアプリのインターフェース。(CFOTO/Future Publishing via Getty Images)

中国からの低価格輸入に新関税 米 フェンタニル密輸対策で

トランプ大統領は4月2日、以前の抜け穴を閉じるため、中国と香港からの低価格輸入品に対する関税免除を終了する大統領令に署名した。この「デミニミス免除(少額免税制度)」は、これまで800ドル以下の輸入品に適用され、関税を免除していたが、新たな措置では5月2日午前0時1分(東部標準時)から関税を課す。

この決定の背景には、中国が合成オピオイド(特にフェンタニル)の密輸を促進しているとの懸念がある。ホワイトハウスの事実シートによると、中国を拠点とする運送業者が低価値のパッケージに違法物質を隠し、この免除を悪用している。

今回の措置により、これらの輸入品には商品価格の30%、または1品あたり25ドルの関税が課され、6月1日以降は50ドルに引き上げられる。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が仕掛けるHSA(医療貯蓄口座)の大拡大は、医療費を安くするのか?
米FBIは過去1年間で300人以上の人身売買犯と1700人の小児性犯罪者を逮捕した
イスラエル専門家が指摘:トランプ氏の軍事行動はイラン・ベネズエラを打撃し、中共の石油パイプラインを断つ「酸素戦争」。旧秩序を破壊し、権威主義体制の瓦解を促す新地政学
パナマ当局が香港CKハチソン傘下のパナマ港湾会社オフィスを捜索。最高裁が港湾契約を違憲判断し、政府がターミナル接収。中共が非難する中、パナマ大統領は法の支配を堅持と強調
米国際貿易委員会(USITC)が2月26日、中国の最恵国待遇(PNTR)撤回時の経済影響調査を開始。6年間の影響を検証し、8月報告予定。トランプ大統領の訪中を前に、米中貿易摩擦再燃の兆しかも