2021年2月10日、ニューヨーク市フラッシングにある社会保障局のオフィス(Chung I Ho/The Epoch Times)

トランプ氏 不法移民の社会保障受給を禁止する命令に署名

トランプ大統領は4月15日、社会保障給付の不正受給を防ぐため、連邦機関に対して対策を講じるよう指示する覚書に署名した。不法移民や詐欺行為を行う者への支払いを防止するのが目的。

覚書は、社会保障局や司法省、国土安全保障省などに向けたもので、不正受給対策を強化するよう求めている。具体的には、身元盗用や給付金詐欺の摘発を専門とする検察官の配置を、今年10月までに全米50の連邦検察局に拡大する方針。また、医療保険制度(メディケア、メディケイド)を悪用した詐欺の取り締まりも強化される。

重点的に取り締まりが行われる地域としては、不法移民が特に多いとされる司法管轄区が優先される。

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