ICEと州警察が大規模作戦 フロリダ州で過去最多の不法移民摘発
フロリダ州において、ICEと州政府が連携して、1週間で1120人の不法移民を摘発し、過去最多記録を更新した。
2025年4月21日から26日の6日間、アメリカ移民・関税執行局(ICE)はフロリダ州政府とともに、「オペレーション・タイダルウェーブ(Operation Tidal Wave)」と呼ばれる州全域を対象とした、大規模な移民取り締まり作戦を展開した。この作戦で、1120人の不法滞在者を逮捕し、ICE設立以来、単一州での1週間における最多逮捕数を記録した。
5月1日、フロリダ州のロン・デサンティス知事は、国土安全保障省(DHS)およびICEの幹部とともに南フロリダのICE執行・送還行動オフィスで記者会見を開き、作戦の成果を発表した。デサンティス知事は、「州全体での大規模な内部取り締まりを継続していく。これは始まりに過ぎない」と述べ、今後の方針を強調した。
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