米中の貿易交渉 どちらが先に動いたのか トランプ大統領が明言
米中貿易交渉を巡り、トランプ大統領は、「交渉開始を求めたのは中国である」と強調し、関税引き下げには応じない姿勢を明確にした。
5月7日、トランプ大統領は、近く予定されている米中のハイレベル貿易会談について、中国側が先に動いたと述べ、自身は中国に対する関税を下げて譲歩する意図を否定した。
米中間で貿易摩擦が深まる中、中国は、「アメリカが関税を撤廃しなければ交渉に応じない」という立場を繰り返してきた。一方で、中国商務部は、アメリカ側が貿易協議に前向きであるとの見解を示し、こうした主張に対し、トランプ大統領は、ホワイトハウスのイベントで、記者の質問に応じ、「彼ら(中国)は、我々が交渉を始めたと言っているのか? それなら自分たちの記録を見直すべきだ」と応じた。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
米テキサス州で女性のプライバシー法が施行。生物学的男性の女性用トイレ利用禁止や、州施設における性別区分義務付けなど、公的空間の安全確保を強化。
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供