2025年5月18日、東京・靖国神社の靖国会館にて「沖縄県祖国復帰53周年記念靖国集会」が開催された。(大紀元撮影)

沖縄県祖国復帰53周年 靖国集会で語られた国防最前線のリアルと分断の危機

2025年5月18日、東京・靖国神社の靖国会館にて「沖縄県祖国復帰53周年記念靖国集会」が開催された。1972年(昭和47年)5月15日、米国との沖縄返還協定が発効し、沖縄の施政権が日本に返還された。この集会は、沖縄県の日本復帰53周年を記念し、戦後80年という大きな節目の年にもあたる中で、先人たちの努力を顕彰し、平和と発展への誓いを新たにする場として開催された。

会の冒頭、沖縄県祖国復帰運動で活躍した故・仲村俊子氏が、約14年前の2011年(平成23年)8月14日、靖国会館で講演した映像が上映された。

最近、沖縄県議会では、「日本軍による沖縄県民の虐殺があった」とする抗議決議を採択する動きが見られるなど、沖縄戦の歪曲を固定化する動きが加速している。こうした動きを正すためには、沖縄戦の真実を伝える証言が不可欠だという。

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