3月9日、ホワイトハウスに到着したイーロン・マスク氏は、ホワイトハウスの南庭を歩きながら「DOGE」と書かれたシャツを披露した(Oliver Contreras/AFP via Getty Images)

イーロン・マスク氏 政治献金の縮小を表明 「もう十分やった」

イーロン・マスク氏は、今後は政治活動への関与を縮小する意向を示した。20日に開催されたブルームバーグ主催の「カタール経済フォーラム」において、政治献金を大幅に減らす考えを明かしつつも、説得力のある理由があれば将来的に再び支援する可能性もあると述べた。

マスク氏は2024年の大統領選で、トランプ氏や複数の共和党候補に対して、総額3億ドル(約453億円)近くの資金を投じた。しかし今回、「これからは政治献金を大幅に減らすつもりだ」と語り、その理由として「もう十分やったと思う」と説明した。

トランプ政権下でマスク氏が主導した政府効率省(DOGE)での活動が反発を招いたのでは、という司会者の指摘に対しては、その見方を否定。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領は12日、政府資金法案に署名し、43日間の史上最長の政府閉鎖を終了。連邦職員の遡及給与と職場復帰、SNAP資金確保が実現。航空混乱も正常化へ。
アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディの孫にあたるジャック・シュロスバーグ氏が11月12日、ニューヨーク市の下院議席の欠員をめぐる選挙に正式に立候補した。
米国史上最長43日間の政府閉鎖が終了へ。下院は賛成222対209で法案可決、トランプ大統領が署名予定。
トランプ大統領が提案した2000ドル配当について、財務長官ベセント氏は税制優遇で実現する可能性を示唆した。
トランプ大統領は関税収入による国民への配当小切手を強調し、最高裁が世界的な関税を認める判断を下すことを期待している。