ウクライナとロシア 捕虜交換などで一部合意 2回目の停戦協議
ウクライナとロシアの代表団は6月2日、トルコで協議し、重傷者と25歳以下の捕虜の全員を交換することで一致した。今回の停戦協議を約1時間で終えた。ウクライナ側の代表団をウメロフ国防相が、ロシア側の代表団をメジンスキー大統領補佐官が率いた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、新たな捕虜交換に向けた準備が進められていると述べたうえで、ウクライナ代表団がロシア側に対し、強制連行されたウクライナの子どもたちの帰還を求めるリストを提出したことを明らかにした。5月の前回交渉では、双方合わせて約1000人の捕虜が交換された。
トルコのフィダン外相は、今回の交渉の目的について「停戦条件の確認、捕虜交換の促進、そして両国首脳の直接会談の可能性を探ることだ」と述べ、「世界中がこの交渉に注目している」と強調した。
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