新型コロナワクチン「感染防止効果はあまりなかった」尾身茂氏発言 波紋広がる
新型コロナウイルス対策分科会の元会長である尾身茂氏が、6月8日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演し、新型コロナウイルスワクチンについて「感染防止効果は、残念ながらあまりなかったワクチンです」と発言した。この発言は、放送直後からSNSや各種メディアで大きな反響を呼んでいる。
番組では、新型コロナ対応の総括をテーマに、専門家や有識者らがワクチンの効果や副反応、情報発信のあり方について議論した。尾身氏は「若者は重症化しにくく、ワクチンの副反応が強いため、接種は本人判断でと初期から訴えていた」とも説明したが、共演者からは「そう聞いていなかった」「接種推奨と受け取っていた」との指摘もあり、当時の認識のずれが浮き彫りとなった。
尾身氏の「感染防止効果はあまりなかった」との発言については、当時のワクチン政策や専門家の説明に対する疑問や不信感を示す声がSNS上で多く見られた。「もっと早くそう言ってほしかった」「なぜ止めてくれなかった」といった意見や、ワクチン接種による健康被害を訴える投稿も目立った。
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