感情と病気の関係
感情は私たちを病気にするのか?
私たちは、自分の感情がどのように体に影響を与えているかについて、深く考えることはあまりありません。もし「感情が体に現れることはない」と思っているなら、最後に本気で怒ったときを思い出してみてください。心臓がバクバクしたり、あごを食いしばったり、顔が赤くなって汗をかいたりしたかもしれません。怒りによるエネルギーが急激に湧き上がり、思わず口に出すのをためらうような言葉が出そうになった経験があるかもしれません。
感情の反応は、確かに身体に影響を及ぼします。
科学的思考が支配する現代社会では、身体と感情はしばしば別のものとして捉えられがちです。しかし、多くの古代文化――そしてそこから発展した医療体系――では、両者の深い結びつきが認識されていました。彼らは、感情が身体に強く作用し、健康状態を好転させることもあれば、悪化させることもあると理解していたのです。
関連記事
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です
「病は口より入る」という言葉から、食と身体の向き合い方、そして他者への敬意や生き方の知恵を紐解くエッセイ。脾胃(ひい)をいたわる食のあり方を通じて、欲望と節制のバランスや真の豊かさを見つめ直します
疲れやすさ、髪や肌の変化、回復力の低下。中医学の「精」という視点から、健康長寿を支える体の備蓄を守る方法を考えます。
喉の乾きや午後の疲れが気になる白露に。さんま、里芋、豆乳、梨で、秋の乾燥に備えるコンビニ薬膳ランチ