アメリカはB-2爆撃機を派遣してイランの核施設を攻撃した(Gary Ell/US Air Force/Getty Images)

B-2爆撃機が長距離奇襲 米軍がバンカーバスターでイラン核施設を破壊

米軍はB2爆撃機とバンカーバスター、トマホークミサイルを駆使し、イランの主要核施設を急襲した。フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンを標的としたこの作戦は、トランプ大統領の決断と最新兵器の投入で世界に衝撃を与えた。

米軍は陽動作戦の戦略を駆使し、B-2爆撃機によってイランの三大核施設を奇襲した。フォルドゥの地下壕には14発の巨大バンカーバスター爆弾を高精度で投下し、ナタンズとイスファハンには30発のトマホークミサイルを発射して制圧した。米軍は陽動作戦から電磁妨害に至るまで、孫子の兵法を実地で展開し、損害ゼロで異次元の打撃を完遂した。現代戦の戦略的精髄を紐解く鍵がここにある。

6月21日夜、トランプ大統領は自らの意思で奇襲作戦を発動した。SNS投稿を通じて、アメリカ空軍がイランのフォルドウ、ナタンズ、イスファハンの三核施設を破壊したと発表し、全てのアメリカ軍機がすでにイラン領空から離脱したことを明言した。その後の全米向け演説では、今回の作戦に参加した兵士を称賛するとともに、イランに対し、「平和を選ぶか、さらに深刻な悲劇に直面するか」の選択を迫った。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエルによるイラン国内の検問所への精密空爆が、長年市民を弾圧してきた政権側の支配力を揺るがしている。ドローンへの恐怖から治安部隊が逃走し、街頭の力関係が逆転する中、民衆蜂起への道が開かれつつある
最大のイラン産原油の輸入国であり、湾岸地域への依存度も高い中国は、エネルギー供給のひっ迫に直面しており、その影響はエネルギー安全保障のみならず、経済全体の安定にも大きな打撃を与えている
国際原油価格の上昇が続くなか、中国共産党(中共)国務院台湾事務弁公室は「台湾は石油供給が途絶える」と主張したが、この発言に対し、ネット上では反発の声が上がった。一方、台湾政府は燃料価格の上昇を抑えるため、価格安定措置を打ち出している
元米国副大統領の中東顧問、米シンクタンク「安全政策センター」の中東研究員であるデイビッド・ワームサー氏は、作戦は想定以上に順調に進み、イランは反撃能力をほぼ失ったとの見方を示した。ただし、現段階で戦争を終結させるべきではないと指摘した
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる