2025年6月22日、イスタンブールにおいて開催された「イスラム協力機構(OIC)外相理事会第51回会議」の期間中、イランのアラグチ外相はルトフィ・クルダル会議センターに出向き記者会見に臨んだ。 当日早朝、アメリカ政府はイランの複数の重要な核施設へ空爆を実施した。 6月26日、アラグチ外相は空爆がイランの核施設に深刻な損害を与えた事実を認めた。(Ozan Kose/AFP)

イラン外相 核施設に深刻な損害と認める

イランのアラグチ外相は、アメリカとイスラエルによる空爆で同国の核施設が深刻な損害を受けたと認めた。IAEAとの協力停止法案や今後の核交渉への影響が注目される。

6月26日夜、アラグチ外相は、国営放送のインタビューにおいて、イラン原子力機構が損失評価を進めたと述べた。

この発言は、イラン最高指導者ハメネイ師の以前の発言と対照をなす。同日、ハメネイ師は、攻撃がイランの核計画に影響を及ぼさないと述べ、トランプ米国大統領が「イランの三つの核施設を完全に破壊した」と発言したことに反論した。

▶ 続きを読む
関連記事
イランの要請に従い、米国はオマーンで会談を行うことに同意。しかし交渉内容をめぐって双方の間には依然として重大な隔たりがある
スコット・ベッセント米財務長官は5日、上院銀行委員会で証言し、イランの指導者らが「狂ったように」資金を国外へ移していると述べた
トランプ米大統領はイランの核開発計画を巡るテヘランと米国の交渉が進む中、イランのハメネイ師はもっと警戒すべきとの認識を示した
2026年2月4日、中東の火種は、少し抑え込まれたかと思えば、また煙を上げ始めた。 ロイター通信が報じたところ […]
イラン最高指導者ハメネイ師の次男が、ロンドンの「億万長者通り」に1億ポンド超の不動産を隠匿していたことが発覚。制裁を逃れ、国家収益を海外へ流出させた疑いがあり、米財務省も資金追跡を強化する方針だ