トランプ大統領 カナダとの貿易交渉打ち切り デジタルサービス税と新関税の行方
6月27日、アメリカのトランプ大統領は、自身のSNSプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」を通じて、数か月間続いたカナダとの貿易交渉を打ち切ったことを明言し、カナダに適用する新たな関税率をまもなく発表する方針を示した。
トランプ大統領は、交渉を打ち切る理由として、カナダ政府がアメリカ企業に対してデジタルサービス税(DST)を課す方針を打ち出したことを挙げ、「これはアメリカに対する直接的かつ公然たる攻撃に等しい」と断じた。
「この悪質な税制度に基づき、我々は本日をもってカナダとのすべての貿易交渉を終了し、即時発効とする。今後7日以内に、カナダがアメリカとの取引において支払う新たな関税を通知する」と述べた。
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