欧州連合がニホンウナギ国際取引規制を提案 日本は中国などから輸入7割で強く反発
欧州連合(EU)は6月27日、食用のニホンウナギを含む全てのウナギ種について、絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約(CITES)への掲載を提案した。これに対し、日本政府は強く反発している。
小泉進次郎農林水産大臣は27日の閣議後記者会見で、「EU農漁業理事会において、本年11月のワシントン条約締約国会議に向けて、ニホンウナギを含めたウナギ属の全ての種について、附属書Bに掲載する提案を行うことが決定されたことは承知している」と述べた。その上で、「ニホンウナギについては、国内および日中韓台湾の4か国・地域で保存管理を徹底しており、十分な資源量が確保されている。国際取引による絶滅のおそれはない」と強調した。
また、小泉大臣は「我が国は、国際取引のために輸出許可書の発給が必要となる同条約附属書Bへのウナギ属の全ての種の掲載は不要だと考えている」と述べた。日本政府はこれまでEU側に対し、累次にわたり説明し、提案の取り下げを働きかけてきたが、「今般のEUの決定は極めて遺憾である」と強い不満を示した。
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