新潟県の農業・食品・水産業の実態明らかに 帝国データバンクが経営調査
帝国データバンク新潟支店は2025年6月26日、新潟県内の農業法人、食品製造業、漁業・水産業を対象にした経営実態調査の結果を発表した。調査は農業法人778社、食品製造業594社、漁業・水産業92社を対象に実施され、米価の上昇や食品全般の値上がりを背景に、県内の農業や関連産業の現状が明らかとなった。
まず農業法人については、全体の8割以上が年間売上高1億円未満の中小企業であり、特に米作農業ではその傾向が顕著である。米作農業は475社と全体の6割を占めており、長岡市が88社で最も多い。次いで上越市、新潟市、南魚沼市が続く。売上規模では、米作農業の9割が1億円未満で、10億円を超える企業はなかった。
食品製造業では、長岡市が89社でトップだが、新潟市は8区を合算すると172社と最多となる。業種別では清酒製造が77社と最も多く、新潟県の食品産業をけん引している。売上規模を見ると、1億円未満が約半数を占めるものの、1億円以上10億円未満の企業や10億円以上50億円未満の企業も多く、中間層の厚さが特徴である。
関連記事
日本政府は、中国・台湾製のニッケル系ステンレスに不当廉売があったと暫定認定。最大45%の関税を検討し、国内産業保護へ。調査は11月まで続き、最終判断が下される
日本銀行は6月15日、2日間の日程で金融政策決定会合を開始した。翌16日には、現在0.75%程度としている政策金利を1.0%程度へ引き上げる方針だ。
6月15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は大幅に3日続伸し、前営業日比3297円46銭高の6万9317円50銭で取引を終えた
日本政府は今夏、グリーンランドでレアアース調査を開始。中国依存の低減と供給網の多様化を狙い、採掘可能性や輸送・精錬体制の構築を視野に入れる
宇宙、AI、市場制度が絡み合う米中覇権レースの最前線を、SpaceXの史上最大IPOと日本の通信・インフラ安保の死角から読み解く。今後5年の地政学リスクと、日本が生き残るための要諦を提示する特別レポート