2024年11月2日、ロシア・サンクトペテルブルクの博物館・展示センターで、ハルキウ州およびスームィ州でロシア軍により鹵獲されたウクライナ軍の装備品を展示する催しのために運搬される、米国製M1エイブラムス戦車(Olga Maltseva/AFP via Getty Images)
最新ウクライナ戦争事情

ウクライナ配備の米エイブラムス戦車の大半が現在 失われ・鹵獲・放棄されている

■解説

アメリカが2023年9月に31両のM1A1エイブラムス戦車をウクライナに供与した際、この動きはロシアとの戦いにおける転機として称賛され、ゼレンスキー大統領も「ゲームチェンジャー」と呼んだ。

エイブラムス戦車は、アメリカの装甲戦力の象徴であり、1991年の湾岸戦争ではイラク軍のような二流・三流の軍隊に対して圧倒的な優位を示した。優れた戦術と訓練に加え、エイブラムスの高度な装甲と射撃管制システムによって、米軍はイラクの装甲部隊を完全に圧倒することができた。

▶ 続きを読む
関連記事
AIの急速な普及は、私たちの生活を便利にする一方で、人間の判断や尊厳をどこまで機械に委ねるのかという根源的な問いを突きつけている
トランプ氏の4月訪中計画に対し、習近平政権の深刻な内情から「時期尚早」と警鐘を鳴らす。軍高官の相次ぐ粛清による統治不全や、公約不履行の歴史を指摘し、今行けば独裁を助長しかねないという
高市首相は、過去30年間で就任時から国家安全保障と日本が自衛のために何をすべきかについて十分な知識を持っている数少ない首相の一人だろう
28日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、アメリカが現在、超大規模な艦隊をイランに向けて接近させていると明らかにした。この艦隊は高速かつ強力な火力を備え、圧倒的な存在感を持ち、空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする。規模は、かつてベネズエラに派遣された艦隊を上回るという。
南アジアの安全保障は陸上中心から海洋へと重心を移しつつある。インド洋ではインドの海洋核抑止強化と中国の情報活動が交錯し、制度不在の中で誤算や緊張激化のリスクが高まっている。