2025年8月3日、ロシア極東カムチャツカ半島のクラシェニニコフ火山(Krasheninnikov Volcano)が夜間に噴火した。約600年間沈黙を保っていたこの火山が、7月30日に発生した強い地震の影響で再び活動を始めた。写真は2025年7月30日、強震後に津波が襲った千島列島北部クリルスク地域の様子である。(Handout / Geophysical Service of the Russian Academy of Sciences / AFP)

千島列島でM6.7の地震 600年ぶりにクラシェニニコフ火山が噴火

ロシア国営通信社RIAノーボスチと科学者らは、8月3日夜間にクラシェニニコフ火山が噴火したと発表した。600年ぶりの噴火である。また、同日、千島列島地域ではマグニチュード6.7の地震が発生し、これで1週間以内にこの地域で確認された2度目の地震となった。

ドイツ地球科学研究センター(GFZ)は、クラシェニニコフ火山の噴火とほぼ同時に千島列島でマグニチュード6.7の地震を観測した。同センターは当初、地震規模を6.35、震源の深さを10kmと報告していた。

一方、米国地質調査所(USGS)は千島列島地域でマグニチュード7.0の地震が発生したと報告し、太平洋津波警報システムもこれを7.0と発表した。ただし、津波警報は発令されなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
EUはカリブ海の5か国に対し、「投資による国籍取得制度」を段階的に廃止するよう求めた。応じなければ、各国の国民がシェンゲン圏へのビザなし渡航資格を失う可能性がある
ドイツ警察によると、身元不明の爆発装置を搭載したドローンが4日夜から5日未明にかけてライプツィヒ/ハレ空港に混乱をもたらし、便の運航が一時停止、一部機体が目的地変更を余儀なくされた。当局はすでにテロ対策捜査を開始している。
中国資本の欧州進出に警戒広がる。ベルギー政府、重要航空インフラを担うヘリ運航会社NHVの買収を安全保障上の懸念から阻止。
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し
高温と少雨の影響で、欧州の水力発電量が過去最低に迫っている。ドナウ川の水位低下により原子力発電所の運転にも影響が広がり、EUでは天然ガス発電が増加している