2025年1月29日、ワシントンのキャピトル・ヒルにある上院財政委員会で証言するロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

ケネディ氏 モデルナ社など22件のmRNAワクチン契約を打ち切り 上気道感染への効果に疑問

米保健福祉省(HHS)のロバート・F・ケネディ・ジュニア長官は8月5日、mRNAワクチンの開発に関する22の契約を中止し、資金を別のワクチン開発に振り向けると発表した。理由は「mRNAワクチンが新型コロナウイルスやインフルエンザなどの上気道感染症に対して効果的に機能しないことがデータで示されたため」としている。

このmRNAワクチン開発事業は、HHS傘下の生物医学先端研究開発局(BARDA)が主導し、グローバル・ヘルス・インベストメント・コーポレーション(GHIC)が管理。22件の契約の総額は約5億ドルにのぼるという。

HHSの発表によると、この決定は「COVID-19の公衆衛生緊急事態中に開始されたmRNA関連投資の包括的な見直し」を受けてのもの。ケネディ氏は「科学を検証し、専門家の意見を聞いたうえで判断した。後は、変異するウイルスに対しても有効性を維持できる、より安全で汎用性の高いワクチンプラットフォームへの投資へとシフトする」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
「これは巨大なスキャンダルだ」とロン・ジョンソン上院議員は述べた
トランプ政権が難航するCDC局長人事で指名したシュワルツ氏。巨大保険会社の幹部歴を持つ彼女は、コロナ禍の「負の遺産」を隠蔽するのか、それとも真相究明に動くのか。組織改革と利益相反の狭間で揺れる米公衆衛生の核心に迫る
一般社団法人ワクチン問題研究会は2026年4月16日、新型コロナウイルスのmRNAワクチン接種後の健康被害を巡 […]
16日、RFKジュニア保健福祉長官が下院公聴会に初出席した。一部の議員は委員会公聴会にて、ワクチン指針の変更が米国人を危険にさらしていると述べたが、一方でケネディ保健福祉長官を称賛する声も上がった
トランプ大統領がCDC(米国疾病対策センター)の新局長にエリカ・シュワルツ博士を指名。バイデン政権下での「強制」重視の姿勢を批判し、感染症対策という本来の任務への回帰と、科学的信頼の回復を狙う新体制を強調した