脳は子供時代を過ぎても新しい細胞を成長させる
78歳の方の死後の脳にも驚くべき発見がありました。研究者は未熟な脳細胞の集まりを確認し、ヒトの脳が子供時代を過ぎても新しいニューロンを生成し続ける可能性を示唆しています。
今月、スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者が発表したこの発見は、脳が成人期に成長を止めるのではなく、一生涯にわたって新しい脳細胞を生成し続けるという、これまでで最も明確な証拠を提供しました。
科学者たちは、成人ヒトの脳の海馬にまれな神経前駆細胞を発見しました。海馬は、脳の奥深くにあるタツノオトシゴ型の構造で、記憶の貯蔵と形成を担う「記憶センター」です。
関連記事
鼻歌、後ろ向き歩き、ガムを噛むだけ。神経科学者が教える、今日からできる脳を鍛える習慣とは?忙しい日常でも続けやすい、意外で科学的な脳トレ法を紹介します。
認知症治療で気になる薬の副作用。実は初期から鍼灸や中医学を併用することで、記憶力の維持や進行の緩和が期待できるといいます。症例とともに、その考え方と可能性を分かりやすく紹介します。
オーストラリアの研究では、70歳以上の高齢者は、普段から音楽をよく聴く人ほど認知症になるリスクが低いことを示した。楽器を演奏する習慣がある人でも同様の傾向がみられる
毎日の食事と生活リズムを整えることが、脳卒中や心筋梗塞の予防につながる――中医学の知恵と現代研究をもとに、血管を守る食材、睡眠・運動・ストレス管理、万一の回復までを実践的に解説します。
約2万8千人を25年間追跡した研究で、高脂肪のチーズやクリームを多く摂取していた人ほど、長期的な認知症リスクがやや低い傾向にあることが分かった。研究者は「脂肪の量ではなく、食品の形や食事全体の質が重要だ」と指摘