・バイルー首相は、2025年9月8日、国民議会で行われた政府の予算削減に関する信任投票の前に演説(MAGALI COHEN/Hans Lucas/AFP via Getty Images)

フランス首相 信任投票で敗北し辞任へ

フランスのバイルー首相は8日、国民議会で行われた信任投票で敗れ、内閣は総辞職する。投票は194票対364票で否決され、ユーロ圏第2の経済大国であるフランスは、政治的・経済的な混迷がさらに深まる見通しだ。

バイルー氏は昨年12月、前政権の崩壊を受けて首相に就任。フランス第五共和政で信任投票に敗れて辞任する初の首相となる。マクロン大統領は新たな首相を任命し、分裂した議会の中で予算案を成立させる必要に迫られている。新たな首相は、マクロン氏の2022年の再選以降、5人目となる。

投票前から、2026年度予算計画に左右両派の支持を得られなかったバイルー氏が敗れるとの見方は広がっていた。

▶ 続きを読む
関連記事
フランス製の象徴玩具「キリンのソフィー」が実際は中国で製造していたとフランスメディアが報じ、当局が調査を開始。ブランド表示の実態に疑問が広がっている
米国のNATO離脱という可能性が現実味を帯びる中、欧州の指導者たちは、米国の支援を得られない状況で自国軍がどこまで戦えるのか、その真価を問い直している
大統領は来週から輸入税を発効させると述べた
リトアニアのナウセダ大統領は4月30日、トランプ政権が進める、ホルムズ海峡の航行再開に向けた「海上自由構想」への参加を支持すると表明しこの案を国家防衛評議会に諮る考えを示した。
「なぜ検討しない理由がある? イタリアは何の助けにもならず、スペインはひどかった。まったくもってひどかった」とトランプ氏は述べた