チャーリー・カーク氏銃撃事件めぐり 中共が偽情報拡散 米国内分断を画策
米国の保守派政治活動家チャーリー・カーク氏が米ユタ州で銃撃を受け死亡した事件は全米に衝撃が広がっている。しかし、同事件をめぐり、SNS上では誤った犯人像の特定から陰謀論の拡散に至るまで、大量のフェイクニュースが急速に流れ始めている。ユタ州のスペンサー・コックス知事は、中共やロシアのボットアカウントが同事件を利用して偽情報を拡散し、暴力を煽動し、米国社会の分断を助長しようとしていると警告した。
カーク氏が暗殺された後、XやTikTokなど各種プラットフォーム上では偽情報の投稿が急増している。例えば「容疑者が現場で警察に取り押さえられた」とする偽の写真や、「犯人はトランスジェンダーだ」といった情報、さらに「容疑者はリベラル派の人物だった」などといった主張に加え、架空のカーク氏による捏造されたインタビュー記事まで出回り、事件は瞬く間に陰謀論の渦に巻き込まれている。
ユタ州のコックス知事は11日の記者会見で「FBIは本件について7千件以上の情報提供を受けているが、その多くが中共やロシアに由来する偽情報だ」と明かした。
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