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FBIパテル長官 チャーリー・カーク氏暗殺事件の最新捜査状況を報告

2025/12/08
更新: 2025/12/08

アメリカ連邦捜査局(FBI)のカッシュ・パテル長官が、チャーリー・カーク氏暗殺事件の捜査状況について最新情報を提供し、この事件の容疑者がターニングポイントUSA(Turning Point USA)創設者であるチャーリー・カーク氏の死に関与していると考えていることを明らかにした。

カーク氏は9月10日、ユタ州の大学でのイベント中に銃撃され死亡し、翌日タイラー・ロビンソン容疑者が拘束された。

12月5日に公開されたポッドキャスターのメーガン・ケリー氏の番組で、捜査状況を尋ねられ、ロビンソン容疑者がカーク氏を射殺した人物かどうかが質問された際、パテル氏は「そうだ」と答えた。

パテル氏は「これは殺人事件であるため、ユタ州当局が捜査を主導しており、FBIは捜査プロセスにおいて支援的な役割を果たしている。したがって、我々が行っているのは、パイプ爆弾事件で行ったのと同じことだ」と述べた。これは、2021年1月にワシントンD.C.の共和党および民主党全国委員会ビルの外に爆弾を仕掛けた疑いで最近逮捕された容疑者の事件に言及したものだ。

パテル氏は、ロビンソン容疑者の事件について進行中の捜査があることを明らかにした。

「我々はユタ州の検察当局と協力し、彼らの捜査を損なわないよう細心の注意を払っている。なぜなら、チャーリー・カーク氏を殺害した人物が、ユタ州の合衆国法廷で無罪放免となることが、最悪の結末だからだ」と同氏は述べた。

9月、パテル氏は議会での公聴会で、容疑者がいくつかのコミュニケーションツール「Discord」でのチャットに関与していたこと、そしてロビンソン容疑者とチャットしていた他の人々についても調査されることを明らかにしていた。この公表以来、Discordチャットに関する詳細情報はほとんど提供されていない。

パテル氏は、ロビンソン容疑者が外国政府や他の個人からの援助を受けていたかどうかについて、FBIが何らかの情報を持っているか尋ねられた。

「FBIは、外国政府と結びつける信頼できる情報は持っていない」と同氏は回答した。「しかし、申し上げたように、我々は引き続き捜査の手がかりを追及している。容疑者を逮捕しただけで、捜査は終わらないのだ」

「パイプ爆弾事件と同じように、『よし、終わりだ。次の捜査に移ろう』とは言わない」と同氏は述べた。「捜査チームはユタ州当局と協力し続けており、彼らが独自の手がかりを見つけ、我々に戻ってきて『ねえ、この情報を見てくれるか? このアカウントに捜索令状を出すことができるか? X、Y、Zにいるこの人物についてはどうだ?』と言う。我々はそれらすべてを追跡しているところだ」

また、ケリー氏とのインタビューで、パテル氏は、トランスジェンダーを自認する個人によってカーク氏の死の前後でオンラインに投稿されたメッセージについてもFBIが捜査していることを明らかにした。

検察当局は、ロビンソン容疑者がトランスジェンダーを自認する人物、つまりロビンソン容疑者のルームメイトと関係を持っていたと述べている。彼らは、ロビンソン容疑者がルームメイトにメッセージを残し、銃撃後もその人物にメッセージを送っていたと述べている。

「それは間違いなく捜査対象であり、我々が把握している情報のほとんど、あるいは全てを検察当局に開示済みだ」とパテル氏は述べた。「そして彼らはその一部を公にしている。これには、彼がそのコミュニティの一員である人物と関係を持っていたこと、そしてそのコミュニティの他の個人と連絡を取り合っていたことが含まれる」

ロビンソン容疑者は、この事件に関してまだ罪状認否を行っていない。次回の法廷審問は1月16日で、罪状認否は1月30日だ。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。