昆明夜市で屋台主と警察が衝突 鍋や皿が飛び交い混乱生じる
先週末、中国・昆明市の「海楽世界夜市」で、屋台主と警察の間で激しい衝突が発生した。地元政府が「改善」を名目に夜市を閉鎖した上、新しい業者を募って出店料を徴収したことから、屋台主らの怒りが爆発し、双方が対立した。鍋や皿をはじめとする調理器具が投げつけられ、現場は大混乱となり、衝突はおよそ6時間にわたり続いた。
現場の映像には、暗闇の中、多くの警察官が駆けつけ、秩序を保とうとする様子が映っている。屋台主らは警察に向かって物を投げ、ベンチや椅子、木の板、さらには鍋や皿などが宙を舞った。地面には散乱物が広がり、混乱は一層激しくなった。衝突は断続的に約6時間続き、増援の警官も多数投入され、現場で次々と逮捕が行われた。混乱が収まり始めたのは翌日午前3時頃であった。
関係者によると、海楽世界夜市は、屋台主たちが長年の苦労の末、わずかな収入から徐々に商売を拡大し、ようやく活気を取り戻してきた場所であある。屋台主らが強く反発したのは、夜市が軌道に乗り始めた矢先に、市政府が「改善」を理由に夜市を強制的に閉鎖し、出店料を徴収しようとしたことだ。
関連記事
中国の遺伝子編集治療で、2週間に2件の小児死亡事例が発覚。最先端技術の裏で浮かび上がる、規制の甘さと医療透明性への深刻な疑問
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある。
大規模な粛清によって、中共の党・軍の高官ポストに多数の欠員が生じており、10月に開かれる5中全会で政治局委員などの欠員補充が行われるかどうかに関心が集まっている
中国当局が香港の保険収益を含む海外資産への課税を強化する可能性が浮上。保険株が急落し、香港市場の資金流出や中国関連株を保有する日本の投資家への波及も警戒される。
真っ暗で蒸し暑い館内へ、それでも「どうぞ中へ」。世界遺産・兵馬俑(中国・西安)で起きた混乱と、その対応が波紋を広げている