2025年3月3日、バルセロナで開催された世界最大のモバイル見本市「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)」でAIの看板が掲げられている。投資とイノベーションプロジェクトに囲まれ、モバイル・ワールド・コングレス(MWC)は本日バルセロナで開幕した。人工知能(AI)をめぐる熱狂と緊張が交錯する中での開催となる。AIの急速な進歩はテクノロジー業界を揺るがしている。(写真:マナウレ・キンテロ/AFP)(写真提供:MANAURE QUINTERO/AFP via Getty Images)

中ロ主導のサイバー脅威に警鐘 米マイクロソフトが報告書発表

米マイクロソフトは16日に報告書を発表し、人工知能(AI)がサイバー攻撃の新たな原動力になりつつあると警告した。

報告書によると、中国共産党とロシアの国家支援型ハッカーの活動が最も活発的で、生成AIを活用してネットワークへの侵入や情報窃取、偽情報の発信を行っており、世界のサイバー安全保障がかつてない脅威にさらされているとしている。

マイクロソフトが公表した「2025年デジタル防御報告書」は、昨年7月から今年6月までの動向をまとめたもの。報告書では、AIを中核に据えたサイバー脅威の新たな段階に世界が突入していると分析している。

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