2025年11月5日、ザヴェンテムのブリュッセル空港で、欠航および遅延便が表示された出発案内板。 スカイズ(Skeyes)は、無人機の目撃を受けて安全上の理由からブリュッセル空港での航空交通を一時停止したことを確認した。 (ベルガ通信/写真:エミール・ウィンダル)2025年11月5日(水)、ザヴェンテムのブリュッセル空港で、欠航および遅延便が表示された出発案内板。 スカイズ(Skeyes)は、無人機の目撃を受けて安全上の理由からブリュッセル空港での航空交通を一時停止したことを確認した。(Photo by EMILE WINDAL / BELGA MAG / Belga via AFP) (Photo by EMILE WINDAL/BELGA MAG/AFP via Getty Images)

ドローン侵入でベルギーのブリュッセル空港とリエージュ空港が一時閉鎖

ドローンの妨害により、ベルギーのブリュッセル空港およびリエージュ空港は11月4日の夜間に閉鎖された。また、多くの到着便が着陸地を変更せざるを得ず、一部の出発便も離陸できなかった。

ベルギーの航空管制機関の広報担当者クルト・フェルヴィリヘン氏によれば、現地時間で夜8時前、ブリュッセル空港付近でドローンが目撃され、空港は安全上の理由から閉鎖したという。

ブリュッセル空港はベルギーで最も利用客の多い空港である。約2時間の中断後、一時的に空港は再開されたが、その直後に再びドローンが確認され、再度閉鎖した。航空便がいつ完全に運航を再開できるかは不明である。

▶ 続きを読む
関連記事
英国が国家支援型サイバー攻撃に関与した中国企業2社を制裁。80超の政府機関を標的にした攻撃を抑止する狙い。日本はこの公開非難を支持した
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた