著名な台湾医師が語る日台医療の先進性と中国共産党の臓器収奪

先日、台湾衛生福利部苗栗病院精神科部長であり、台湾国際臓器移植ケア協会副理事長を務める黄千峯医師が来日し、横浜市でアルコール健康政策と臓器移植立法をテーマとした特別講演会が開催された。黄医師は、講演会で日本のアルコール健康障害対策法を高く評価するとともに、臓器移植をめぐる国際的な倫理課題に警鐘を鳴らした。本講演会には元横浜市会議長や市議会議員、医療関係者らが参加した。

黄医師は、日本が2013年に制定した「アルコール健康障害対策基本法」をアジア初の画期的な取り組みとして高く評価した。同法により、アルコール依存症が「個人の意志薄弱」という観点から「国家の公衆衛生上の責任」へと認識が転換されたとし、黄医師は「日本の優れた取り組みを台湾の医療現場にも応用し、今後の政策に反映させたい」と述べ、アルコール依存症対策において日本の先進性を強調した。

一方、黄医師は違法な臓器移植への対策において台湾は先進的との見解を示した。近年、中国で共産党政権が体制にとって不都合な人物および集団から強制的に臓器を摘出する犯罪を行っていると指摘されている。2019年には、英ロンドンの独立民衆法廷で「中国で大規模に臓器収奪が行われている」と裁定され、その行為は「人類に反する罪」に該当すると認定された。

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