南アフリカのあるレアアース鉱山(RODGER BOSCH/AFP via Getty Images)

米国 アフリカで中国を抜き最大投資国に 一帯一路に対抗

電気自動車(EV)やAI、兵器システムに欠かせないリチウムやレアアース(希土類)、コバルト、タングステンなどの重要鉱物を多く産出するアフリカ大陸が、米中対立の新たな焦点となっている。

BBCによると、ジョンズ・ホプキンス大学の研究機関「中アフリカ研究イニシアチブ(China Africa Research Initiative)」の最新データで、2023年に、アメリカの対アフリカ直接投資額は78億ドル(約1兆2千億円)に達し、中国の40億ドルを上回った。 アメリカがアフリカで中国を抜いたのは2012年以来となる。

これらのアメリカの投資は、国際開発金融公社(DFC)が主導している。DFCは2019年、当時のトランプ政権下で設立された。公式サイトで、設立の目的について「戦略的地域における中国共産党(中共)の影響力に対抗すること」と説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
トランプ大統領は6月19日、米国によるキューバでの作戦の可能性について、今年初めにカラカスでベネズエラの指導者 […]
イスラエルは6月19日、テロ組織ヒズボラとの停戦に合意した。これはレバノンで一夜にして戦闘が激化したことを受けたものである。
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている