3隻目の空母「福建」就役の裏で進む権力闘争 習近平の面子が失われた日【時勢の重心】

中国共産党軍の空母「遼寧」、「山東」に続く、3隻目の空母「福建」が最近就役した。「福建」の名は、党首・習近平の福建省勤務時代の人脈グループ「福建閥」とも重なり、習近平の政権基盤や軍とのつながり、権力誇示の象徴となっている。しかし、「福建」の就役式典は異例にも控えめな形で実施され、習近平の権威を誇示する機会を逸する。背景には、習近平派の「福建閥」のメンバーが軍内で粛清されたことにより、軍のナンバー2である張又俠が「一人勝ち状態にある」ことが指摘されており、習近平と張又俠の軍内における権力関係が着々と変化している状況がうかがえる。

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