片山さつき財務大臣(動画からのスクリーンショット)

「日本版DOGE」新設が発表 片山財務相が主幹で租税措置や補助金を抜本見直しへ

片山さつき財務相は25日の閣議後会見で、租税特別措置や補助金の適正化を進めるための新組織「租税特別措置・補助金見直し担当室」を内閣官房に設置したと発表した。自民党と日本維新の会の連立政権合意に基づく措置で、米国の「政府効率化省(DOGE)」になぞらえ「日本版DOGE」とも呼ばれる同組織を通じ、政策効果の低い支出の削減を目指す。

新設された担当室は、高市首相を本部長とし、片山財務相が主幹(担当大臣)を務める。副本部長には行政改革担当相らが就き、関係省庁からの併任職員約30人による「精鋭揃い」(片山氏)の体制でスタートする。また、連立を組む日本維新の会からは、遠藤敬総理補佐官がメンバーとして参画する。

片山財務相は会見で、同組織の目的について「本来財務省が行ってきた点検・見直し業務に加え、基金のあり方や、ガバナンス強化にも踏み込む」と説明。特に投資効果を見極めるための基金運用のルール作りや、過去の指摘事項の洗い出しを進める意向を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は11月2日、頻発・激甚化する自然災害への対応を強化するため、新たな司令塔となる防災庁を発足させた。細野豪志防災担当相は同日、国民に向けた「緊急要請」を発表し、水や食料、非常用トイレの備蓄や、ハザードマップの確認などを呼びかけた
政府は経済財政諮問会議で、2027年度予算編成に向けた抜本的な見直しと、AIによる経済・社会の変革を見据えた政策形成について議論。補正予算への依存度を下げ、「当初予算中心」の財政運営への転換を進める
「世界一の治安を守るため」。日本保守党の北村晴男参院議員は10月27日の参院法務委員会で、犯罪率の高い地域からの外国人受け入れを一時的に停止する仕組みの検討を求めた。山下法相は一律の制限には慎重な姿勢を示した
政府は26日、首相官邸で第1回サイバーセキュリティに関する関係閣僚会議を開いた。企業や機関へのサイバー攻撃による情報漏えいが相次ぐ中、高市早苗首相は、被害企業への支援拡充や情報収集・分析体制の強化、高性能AIを活用したシステムの脆弱性検証の前倒しなどを指示した。来週中をめどに「緊急対策パッケージ」を取りまとめる。
赤澤亮正経産大臣は23日、AIを悪用したサイバー攻撃の脅威の高まりを受け、高精度のAIを活用してシステムの弱点を洗い出す模擬攻撃試験の専門チームを、11月中に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内に設置する方針を明らかにした。