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安価で注目の中国製機器「NanoKVM」に落とし穴 隠しマイクと外部通信が発覚

中国に拠点を置く企業Sipeedが開発したKVMスイッチ「NanoKVM」は、仮想キーボード、マウス、モニターを利用してコンピューターやサーバーをリモート操作できる端末として、他社製品と比較して安価であることからオンラインで急速に注目を集めていた。しかし、スロベニアのセキュリティ研究者がこのデバイスを調査した結果、設計上の深刻なセキュリティ上の欠陥と、予期せぬ機能の存在が明らかになった。

初期のロットでは、本来は厳重に鍵管理されるべきものが、デフォルトのパスワードが設定されておりSSH(Secure Shell:セキュア・シェル)へのアクセスが可能であったという脆弱性が指摘された。SSHはネットワーク越しに、別のコンピューターやサーバーへ「安全にログインして操作する」ための通信プロトコル。

通信内容(ログイン情報やコマンド、データ)は暗号化されるため、盗聴や改ざんに強いのが特徴。しかし、今回の問題点は、出荷時の商品にパスワードが設定されており、「ネットワーク越しに第三者が機器へ侵入し、内部機能を自由に操作できる入口が開いていた」点にある。

この問題は研究者による報告後にSipeedによって修正されたものの、NanoKVMには他にも複数のセキュリティ上の懸念事項が山積していた。

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