パナマ運河中国パナマ友好碑撤去 トランプ圧力で米中対立激化 中国抗議
パナマ運河入り口の中国・パナマ友好記念碑が12月27日夜、地元命令で撤去。トランプ氏の「支配取り戻せ」警告直後、中国側が「友好に痛手」と抗議。米中対立の象徴的事件が運河の未来を揺るがす。
この動きは、トランプ大統領がここ数カ月にわたり、「アメリカはパナマ運河の支配を取り戻すべきだ」と警告していた中で起きたものである。トランプ氏は、中国共産党が運河の運営に過度な影響力を持っていると批判してきた。
AFP通信によると、この記念碑は2004年に建てられ、中国とパナマの友好を象徴するものとして設置された。しかし現在のパナマ・アライハン(Arraiján)市長室の命令により撤去した。
関連記事
トランプ米大統領は、マール・ア・ラゴを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領を迎え、両者ともに機嫌は良さそうに […]
ベネズエラ沿岸にある麻薬船の拠点施設への攻撃は、カリブ海における米国の軍事作戦の拡大を意味している
米国防総省は12月23日、「2025年中共の軍事力年次報告書」を発表し、台湾海峡の情勢に改めて強い警告を発した。中共が2027年末までに台湾への武力行使を計画していると指摘
最近、米テック大手が就労ビザ保有社員に海外渡航の自粛を呼びかけている。在外公館での審査遅延と安全保障を理由とした審査厳格化により、出国後に再入国できなくなるリスクが高まっているためだ。