イラン国営テレビがハッキングされ 米空母は中東へ
1月19日、イランで続く最新の抗議デモは23日目を迎えた。街頭は比較的静かであるものの、水面下では激動の兆しがある。ハッカー集団が国営テレビの放送に割り込み、亡命中の王太子の演説を流したほか、米軍によるイラン攻撃用の航空戦力が中東に集結し始めたとの報告も入っている。
18日夜、衛星放送を通じて送出されているイラン国営放送の複数のチャンネルで、反政府メッセージが数分間にわたって突如挿入された。
テレビ画面上のペルシャ語の字幕には、「トランプ米大統領は、イラン国民によるイスラム政権との闘争を支持すると繰り返し約束しており、欧州も我々と共にある。政権はあらゆる手段を使って国民の皆さんを無知な状態に留めようとするだろうが、これだけは知っておいてほしい。アメリカは共にある」と映し出された。
関連記事
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制
ヘグセス米国防長官は上院公聴会で、米イラン戦争中に中国とロシアが「程度の差はあるが」イランの活動を支援していたと証言した。中東、欧州、太平洋で米国が直面する軍事的脅威にも言及
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした
米軍がイラン港湾への海上封鎖を再開し、イランは輸出ルート封鎖を警告した。ホルムズ海峡や紅海の航路に危機が広がり、原油価格も上昇している