2022年4月19日、中国瀋陽の製薬企業 (STR/AFP)

独製薬大手CEO 欧州の供給網は中国依存が過度と指摘 日本も同様なリスク

ドイツ最大の製薬・医療サービス企業で、私立病院運営も手がけるフレゼニウス(Fresenius SE)のミヒャエル・ゼン最高経営責任者は、ヨーロッパの製薬業界が中国に過度に依存していると警鐘を鳴らした。

ゼン氏は1月19日、スイス・ダボスでブルームバーグの取材に応じ、ヨーロッパは長年にわたり医薬品生産を国外に委託してきた結果、中国の活性医薬品成分(原薬)に対して「不健全な依存状態」に陥っていると指摘した。

ゼン氏は、世界的な貿易摩擦が激化する中、ヨーロッパは中国共産党(中共)がこうした成分を政治的な圧力手段として利用する事態を防ぐため、重要な医薬品成分の供給体制を早急に強化する必要があると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
EUは、凍結されたロシア中央銀行資産から生じた収益14億ユーロをウクライナ支援に充てる。大半は融資返済支援に、残りは軍事支援に活用される。フォンデアライエン欧州委員長はロシアによる攻撃を非難した
EUはカリブ海の5か国に対し、「投資による国籍取得制度」を段階的に廃止するよう求めた。応じなければ、各国の国民がシェンゲン圏へのビザなし渡航資格を失う可能性がある
ドイツ警察によると、身元不明の爆発装置を搭載したドローンが4日夜から5日未明にかけてライプツィヒ/ハレ空港に混乱をもたらし、便の運航が一時停止、一部機体が目的地変更を余儀なくされた。当局はすでにテロ対策捜査を開始している。
中国資本の欧州進出に警戒広がる。ベルギー政府、重要航空インフラを担うヘリ運航会社NHVの買収を安全保障上の懸念から阻止。
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し