ベッセント米財務長官 資料写真(Pete Marovich/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/Getty Images via AFP)

ベッセント米財務長官 グリーンランド買収の中でも米欧関係「緊密」と発言

スコット・ベッセント米財務長官は1月20日、米国と欧州の関係は「かつてないほど緊密である」と述べた。この発言は、トランプ米大統領が、米国のグリーンランド買収計画に反対する欧州8カ国に対し、新たな関税を課した直後になされたものである。

ベッセント氏は、スイスのダボスで開催されている2026年世界経済フォーラム(WEF)年次総会の傍ら、USAハウスで行われた記者会見で、関税および米欧関係に関する質問に対し、このように回答した。

「我々の関係がこれほど緊密になったことはないと考えている」とベッセント氏は述べ、第二次世界大戦後の外交の歴史においても、欧州の同盟諸国の首脳が常に米大統領と意見が一致していたわけではないと指摘した。「しかし、それはソ連に対して強力な同盟国ではなかったということを意味しない」と同氏は付け加えた。

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