張又侠 拘束後の4つの異常事態
各方面の情報を総合すると、張又侠拘束後、中国共産党の政局は不可解で、4つの異常事態を呈している。
通常、中国共産党(中共)政治局委員が拘束または規律審査を受けた場合、数か月は結果が出ない。例えば何衛東拘束の情報は昨年3月に流れ、間もなく何衛東が301病院で死亡したとの情報も流れた。この半年余りの間、何衛東は生死不明で、一貫して非公式情報の状態にあった。10月17日になって、第四回中央委員会全体会議の開催3日前に、国防部ウェブサイトが突如、何衛東と苗華ら9名の上将失脚という驚くべき情報を発表した。つまり何衛東は少なくとも事件発生から7カ月後に公式発表された。
しかし今回の張又侠失脚では、1月20日に内部情報が流れ、1月24日には公式発表された。しかも公式発表には「中央政治局会議が審議し可決した」との文言がなく、政治局会議を開かずに直接公式発表された形で、正常な手続き規則を完全に飛び越えた。実際には1週間後(月末)に政治局が定例会議を開く予定だったが、1週間すら待てなかった。これほど急いだことは、事態が重大で、党と国家の命運が一線にかかっており、直ちに手の内を明かし、全国的な安定維持が必要だったことを示している。
関連記事
中東は「敵か味方か」だけでは語れない、複雑な利害が絡む場所。2026年、米国が仕掛けた「二重封鎖」という新戦略が、イランや中国の計算をどう狂わせるのか。平和を揺るがす「急所」の正体を分かりやすく解説
ホワイトハウス記者夕食会で起きた暗殺未遂事件は、我々にとっての「清算の瞬間」だったのではないだろうか
新しい研究は、AIによる失業の86%が女性になると予測している。そして、ただの女性ではない。裕福な民主党支持の女性である。自分が生み出す価値に比べて高い給料をもらっていながら、それでも「マネージャーを呼んでほしい」と言うタイプの人たちである。
トランプ政権下の対イラン戦略を、歴史学者のV.D.ハンソンが鋭く分析。窮地に立つイランに残された3つの選択肢とは何か。軍事・経済の両面から、レジーム・チェンジを見据えた米国の「締め付け」の真意を読み解く
イラン戦争の長期化を受け、湾岸諸国やアジアの同盟国が米国に通貨スワップを要請した。経済不安やドル不足への懸念が広がる中、この動きが「ドルの覇権」や各国の金融安定にどう影響するか、専門家の分析を交え解説する