judoman/Shutterstock

低塩は本当に体にいい? 塩と健康の意外な関係

何十年にもわたり、塩分摂取の削減は健康的な生活の基盤として推進されてきました。多くの人が低ナトリウム食を選び、ほんの少しの塩で料理しています。しかし、塩は単なる調味料ではなく、体が生理的・エネルギー的なバランスを保つうえで頼りにしている必須ミネラルです。

中医学では、塩は腎系統を養い、ほかの臓器系もサポートすると考えられています。塩はまた、陽気——代謝、循環、消化を動かす温かく活性化するエネルギー——を補うともされます。塩分摂取が極端に少ないと、脾・腎・心の虚弱につながる可能性があります。

現代研究でも低塩食のリスクが徐々に認識されつつあり、「塩が少なすぎることも、多すぎることと同じくらい問題になり得る」という中医学の見方と重なる部分があります。

 

▶ 続きを読む
関連記事
オメガ3は「とりあえず体に良い」で済ませていませんか?脳や骨には有望でも、心臓への効果はなお不確実です。魚とサプリの違い、取り方の落とし穴を整理します。
体調管理に、自然のビタミンをひとさじ。ビタミンC・Eが豊富なローズヒップの魅力と、毎日に取り入れやすいおいしいお茶の作り方を紹介します。季節を味方にする、やさしい健康習慣のヒントが詰まった一編です。
コーヒーは適量なら利点もありますが、過剰になると動悸、不眠、高血圧などの原因になる可能性があります。中医学の視点から、カフェインが体に与える影響と控えるべきサインを解説します。
バナナは熟し具合で栄養も役割も変わる。血糖管理、腸活、運動前の補給まで、目的別に最適な食べごろを専門家が解説。毎日の一本が、もっと体に合う選び方に。
ココナッツウォーターはカリウムやマグネシウムなどの電解質を含む天然の水分補給ドリンクです。研究では、運動後の水分補給においてスポーツドリンクと同程度の効果を示す可能性があることも報告されています。