トーマス・ペイン(1737–1809)と『コモン・センス』の表紙。Getty Images

トマス・ペインの視線から見る米国の現在

この週末、私はトマス・ペインの『コモン・センス』に改めて向き合い、重い気持ちで過ごした。1776年1月に刊行されたこの小冊子は、印刷が需要に追いつかないほど読まれ、文字通り当時の社会に拡散していった。今日で言えば「バイラル現象」だったと言える。

驚くべきことに、この本は今月で発表から250年を迎える。数か月後に起草される独立宣言の思想的基盤を形づくった文章だった。

ペインは「米国の大義は、多くの点で全人類の大義である」と書いた。その大義とは自由と独立であり、人々が自らの問題を自ら処理する権利と能力を踏みにじろうとする勢力による抑圧から解放される権利だった。

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