2025年6月14日、南シナ海で実施された共同海上演習において、日本の海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」を見つめるフィリピン海軍の隊員(STR/JIJI Press/AFP via Getty Images)

日本は中国共産党に対してより強硬な姿勢を取るべきだ

日本政府は2月13日、日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国の漁船トロール船を拿捕した。今回の拿捕は、日本政府が中国共産党(中共)に対して軍事面で挑戦する意思を強めつつあることを象徴する出来事だ。

高市早苗首相は最近、台湾に関する発言の中で、中国人民解放軍(中国共産党軍)が台湾に侵攻した場合、日本が台湾という民主主義の島を軍事的に防衛する可能性を検討するとの認識を示した。これに対し、中国共産党政府の指導部は強い不快感を示した。

中共政府に対抗できる水準まで日本が本格的な再軍備を実現するには、一朝一夕にはいかない。日本は平和主義憲法の改正、防衛費の大幅な増額、さらに独自の核抑止力の保有を検討する必要がある。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の訪米に合わせ、ワシントンで中国の民主活動家や香港人、台湾人、チベット人、ウイグル人らが大規模な抗議を実施。若い世代の参加や団体間の連携、越境弾圧への反発など、海外抗議運動の変化を読み解く
国家は永遠ではなくとも、先人から受け継いだ伝統文化や祈りを次代へ手渡す責務は残る。東西の古典や思想を手がかりに、国家崇拝や排外主義に陥らない健全な祖国愛のあり方と、私たちが果たすべき務めを静かに問い直す論考
米中首脳の公式晩餐会には米国の著名経営者が出席した一方、公表名簿に中国企業の経営者は見当たらなかった。筆者は米中対立や党の統制、経営者を取り巻くリスクから、その背景を読み解く
米中首脳会談後、双方が公表した文書には関税やAIを巡る説明に違いが残った。米側だけが記した事項もあり、台湾問題については双方とも言及していない
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった