「スーパーエイジャー」はなぜ認知症にならないのか 研究で判明した理由
人間の脳は加齢とともに衰える。しかし、80代や90代であっても、50代や60代と同等の記憶力を維持している人々がいる。イスラエルと米国の科学者による最新の研究で、これら「スーパーエイジャー」の脳には再生能力があり、同年代の人々よりも多くの新しいニューロン(神経細胞)を生成していることが明らかになった。
80歳を超えても明晰な頭脳を持ち、日常の出来事や過去の個人的な経験を50代、60代並みの認知能力で記憶している人は、スーパーエイジャーと見なされる。この現象は、老化後も脳が生物学的な活性や適応性、柔軟性を維持できることを示唆しているが、その背後にある理由は長らく謎のままであった。
先日、科学誌『ネイチャー(Nature)』に掲載された研究によると、研究チームがスーパーエイジャーの脳サンプルを詳細に分析した結果、「若いニューロン」が重要な役割を果たしていることが判明した。スーパーエイジャーが生成する若いニューロンの数は、健康な成人の2倍、アルツハイマー病患者の2.5倍に達していたという。
関連記事
現代を代表する物理学者の一人、スティーブン・ホーキング博士は生前、AIの制御不能、遺伝子技術、地球外文明との接触、地球温暖化、宇宙移住の遅れを、人類の存続を脅かすリスクとして警告していた
AIの利用が広がる中、子供の学びで問われているのは不正行為だけではない。便利な道具に頼る前に、思考力や忍耐力、試行錯誤する力をどう育てるかを考える
経産省などが進める生成AIプロジェクトにおいて視覚だけでなく触覚も扱える次世代AIロボットの開発基盤を整える取り組みが採択された。川崎重工業、ファナック、安川電機という日本を代表するロボットメーカー3社が協力。ロボット業界が一体となって、共通の技術基盤づくりに向けて手を組む
AIは仕事を速くし、生産性を高める技術として注目されている。しかし、現場ではAIの出力を修正・確認する作業が新たな負担になっているとの声も出ている
米英など5か国の情報機関で構成されるファイブアイズ関連組織は、フロンティアAIモデルが数か月以内に政府や企業のサイバー防御を突破する恐れがあると警告