中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。(Getty Images/大紀元)

イラン情勢 中共官製メディアは低調報道 「斬首」や体制転換求める様子は触れず

米軍がイランに対する軍事行動の「壮絶な怒り作戦」を実行したことに対し、中国共産党政権は外交面での慎重な姿勢を取ると同時に、世論誘導においても4年前に発生したロシア・ウクライナ戦争時ほど熱狂的な反応を示していない。中共の官製メディアや厳しく統制されたSNS上では、当該事案に関する報道は比較的抑制的だ。

米政府系メディア「中東放送ネットワーク(MBN)」の最近の分析で、中国メディアではイランがニュースの一面を飾ることはまれで、関連報道は国際欄に押し込まれるか、国内ニュースの洪水に埋もれていると指摘している。中国版TikTok「抖音」上では、イランに関するアカウントは100万以上存在するにもかかわらず、イラン関連の報道は厳しく規制され、明らかに表示が抑えられているという。こうした報道は国際欄の片隅に置かれるか、大量の国内ニュースの下に埋没しているのが実情だと分析されている。

また、抖音上で「イラン」をキーワードとした483本の動画を分析し、米とイランの関係に関するナラティブが厳格に管理されていることを突き止めた。

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