中南海政権に末日的危機 習近平を直撃する5大事件
2026年に入り、中国共産党(中共)中央軍事委員会副主席の張又侠が拘束されたことは、世論に大きな衝撃を与えた。同時に、中共の指導者である習近平は短期間のうちに、ベネズエラのマドゥロ大統領とイランのハメネイ最高指導者という2人の重要な同盟者を相次いで失い、重大な打撃を受けている。あらゆる兆候は、中共政権が深刻な危機に瀕していることを物語っている。
今年1月、中共中央軍事委員会副主席の張又侠と連合参謀部参謀長の劉振立が同時に失脚し、世論を震撼させた。この事件は、中共上層部の残酷な内紛が新たな段階に達したことを浮き彫りにしている。
今年の旧正月、中国の政界で交わされたある会話が波紋を広げている。引退した古参幹部が、かつての上役(大物指導者)へ新年の挨拶に訪れた際、「北京で何か一大事でも起きたのですか?」と探りを入れた。するとその指導者は色をなし、「お前たちは毎日、あの方(習近平)の身に何か不都合なことが起きるのを待ち構えているのか!」と激昂して問い返したという。
関連記事
習近平がトップに就任して約14年、汚職対策などで792万2千人を処分した。当局は反腐敗運動の成果を強調する一方、依然として情勢は厳しいと説明。ネット上では制度そのものへの批判が相次ぐ
中国共産党高官の私的交流への規制が強まっていると、党指導部に近い消息筋が証言した。引退した最高指導部メンバー同士の通話にも届け出が必要だという。内部規制の存在や適用範囲は独自に確認できていない
中国共産党は29日、北京で4日間開いた第20期中央委員会第5回全体会議で、張昇民・中央軍事委員会副主席(68)を政治局員に選出した。来年後半の党大会を控え、軍中心に前例のない規模の粛清が続くなか、空席ポストを埋めた
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘