専門家が、お湯を飲むことでダイエットや痛みが改善するという説の真相について解説しています。これはお湯を注ぐイメージ写真です。(Shutterstock)

「お湯を飲むとダイエットや痛みが和らぐ」は本当?

最近、ネットでは「何も入れていないお湯(熱すぎない温かいお湯)を毎日1杯飲むだけで、ダイエットや美肌、喉の痛みや生理痛の緩和まで期待できる」といった健康法が広まっています。水分補給が体にいいことはよく知られていますが、こうした効果は本当にあるのでしょうか。ここでは専門家の見解をもとに見ていきましょう。

オーストラリアのクイーンズランド大学の地域健康・福祉学教授ローレン・ボール氏と、サザンクロス大学の講師で管理栄養士でもあるエミリー・バーチ氏は、The Conversationへの寄稿で、「大切なのは水の温度ではなく、しっかり水を飲むこと」だと指摘しています。

両氏によると、健康へのプラスの影響は、水の温度そのものよりも、水分摂取量が増えることや、規則的で健康的な習慣を続けること、あるいは温かさによるリラックス効果などから生まれている可能性が高いそうです。つまり、水そのものや日々の習慣のほうが、水の温度よりも重要だと考えられます。

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