イランの検問所へのイスラエル空爆 民衆蜂起の呼び水となる可能性
ここ数十年、イランで国家権力が最もはっきりと姿を現してきたのは、政府の建物や軍事基地の中ではなく、他ならぬ「街頭」であった。
民兵組織のバシジや革命防衛隊、そして警察が運営する検問所は、長年イランの日常生活に深く入り込んできた。大きな交差点や幹線道路、さらには住宅街のあちこちに設けられたこれらの検問所は、国家の監視の目が市民の私生活にまで及んでいることを、常に突きつける存在だったのである。
現在、そのシステムが直接の標的となっている。ここ数日、イスラエルはイラン国内での軍事作戦を大幅に拡大し、イスラム共和国の内部取り締まりネットワークを含む戦略的目標に焦点を当てている。攻撃は、主要都市、特に首都テヘラン全域のバシジ検問所、警察署、移動警備部隊に集中を強めている。
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
紅海情勢の緊迫を受け、サウジアラビアが中国共産党に協力を要請。中国はイランにフーシ派への影響力行使を求めたが、イラン側は応じなかったとされる。迎撃ミサイル不足や中東のエネルギー輸送への影響も浮上している
米中間選挙を控える中、イラン情勢の激変が米政治に与える影響を分析。経済的困窮やクルド勢力の蜂起がもたらす体制危機の現実と、イラン側の思惑のズレを暴き、中東の激変が米国の外交・選挙力学を一変させる可能性を鋭く突く
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破